ゆらゆら夏のそこから 眩しく頬にこぼれる潮風微かに甘く うつむく髪にささやき
甘く嘘が花咲き 醒めた夏はまだ愛に溺れ戻れずに彷徨う
甘く時を止めてさり気なくぬくもりに揺れてたら短すぎる永遠と抱き合って泳ぐ
そっとそっと波に浮かべた 月さえ駆け出すように心の窓に鍵かけ 凍える冬のはじまり
夢で遊ぶ幻 花のようにそっと朝が来れば忘れてく
蒼く沈む時を寂しさと気付かずにいたけれど静けさにとめどなく流れ出す言葉