「ひとりぶらば旅」
2008年4月13日(日) 浜松 エスケリータ68
c/w ギターパンダ、nelco
というわけで、2週間のブランクで今度はエスケリータ68にてギターパンダの山川ノリヲさん、そしてnelcoの平井夫妻をお迎えする。エスケリータでやるのは去年の5月以来だから、約1年ぶり。最近年月が過ぎるのがかなり加速してる気分。気がつくと1年過ぎてるもんねえ。びっくりだ。特に去年の後半から3月にかけてはすごく忙しかったり、海外に行くことが多かったりしたのもあって、飛ぶように時間が過ぎていったもんね。だから、今年はちょっとゆっくり着々と、いろんなことを丁寧にやっていきたいな、と思っているところ。気持ちが多少盛り上がっていたのもあってちょっと早めに会場入り。そうこうしているうちにノリヲさんが現れる。いろいろ近況をしゃべりながらだらだらして、ノリヲさんのリハを観てると、やがてnelcoの皆さんが。nelcoは僕は初対面だったけど、ノリヲさんは知り合いで、いろいろ近いところで活動している様子。ホームページを観ても判るように、すごく力の抜けた活動をしているユニット。娘さん(2歳)も一緒にステージにあがったりなんかして、すごくあったかい気持ちになった。これは今日は楽しそうだなあ。
で毎度のことながら、今日もリハの時点で雲行きが怪しくなり、最後にはやはり雨が降り始める(笑)。はい、もう認めます。僕は雨男です。これでいい? 正直、前回のライブレポートにも書いたけど、雨が降らないと落ち着かない自分が居るんだよね。だから、この調子で、今年は完全に雨が降ってほしいと思ってるくらい。そういう意味では、6月あたりは稼ぎどころなので、がんがんライブを入れたいね。
さてさて、今日は3バンド(といってもギターパンダと僕はひとりだけど)なので、いつもよりも早めにスタート。お客さんは席が全部埋まってなかなか盛況。あと、nelcoのお客さんなのか、今日は子連れのご家族が結構居て、これもなかなかよい感じ。自分が親になったからかもしれないけど、やっぱり子供たちを見る目が変わった気がする。以前だったら声をあげたりぐずったりするのが気になっていたかもしれないけど、今は逆にすごくあったかい気分になるもんね。なので、今日はすごくリラックスした感じでやれたので、かなり満足だった。それにね、今日は歌詞を間違えなかったしね(笑)。あったかい拍手に包まれて、本当に気持ちよく演奏させてもらった。ありがとうございました。
nelcoのおふたりの演奏(たまに娘さんもステージでちょこっと声を出したり、楽器を触ったり。それがまた可愛い。)は、ゆるーい感じで、ほのぼのとした世界観。ホームページに書いてあった言葉を歌にした、「nelcoのテーマ」はすごく素敵な曲だった。どの曲も愛にあふれてる感じがして、目をつぶって聴きながらほっこりした気持ちになった。
さて、ギターパンダはいつものようにハイテンションなパンダのぬいぐるみからスタートして、1枚脱いで何曲かやって、最後はカルピス・プレスリーという王道の流れの中に、ちょっとずつ仕掛けが埋め込まれていて、もう本当に楽しいライブだった。以前にも増して客席をすべて持って行く人間力は、エンターテイメントをやってる人間として本当に参考になるし、ああありたいなあ、と思うのよね。訓練とかそういうものを超えてるもんね。だから、一緒にやらせてもらうことで、本当に力をもらっているね。ありがたいことだ。思えば、ノリヲさんが最初に浜松に来たときに、ブラバは解散してたんだけど、対バンをやることで再結成してから、ここまでずーっと続いてるわけだから、人の出会いって本当に面白いな、と思う。だから音楽は止められないんだよなあ。今日も本当にいい出会いがあったしね。嬉しい1日でした。
---セットリスト---
The Day Afternoon
ぐうたら
明日の光
あじさい
ブラバショッピング
台風
ドライブ