「ひとりぶらば旅」
2008年5月6日(火祝) 代々木 ブーガルー
c/w 菅原勇輝山田 庵巳Family Slow菊川智子


さてさて、ここに来て急に精力的だけど、昨年9月以来の東京ツアー。場所はいつものブーガルーということでリラックスムード。ちょうどGWの最後の日なので、ラッシュと当たるんじゃないかな、と思いきや全然混んでなくて幸先のよいスタート。しかも天気がすこぶるよろしくて、富士山もくっきり見えるほどの快晴。素晴らしい。今年は全部雨だー、なんて宣言してた割には、こうやって遠出するときはやっぱり晴れててほしいな、と思うのが小市民。ナイスな旅行日和だった。

それが理由かどうかは判らないけど、旅行ボケでシールドケーブルとチューナーを忘れてきたことに、実は自宅最寄りのバス停で気がついた。こりゃ参ったな、と思って、取りに帰ってもよかったのだけど、走ると汗をかきそうだったし、チューナーはヘッドに挟んで使うタイプのやつがほしいな、と思っていたところなので、現地調達することにした。お茶の水を通るしね。それに以前*のようにギターを忘れてしまってるわけでもないし。

*諞注: 1999年、大阪でのライブのときに、いしかわはライブにギターを忘れて登場。幸い同じバンドメンバーが後輩だったため、すべての機材を直前に持ってきてもらってライブをこなしたことがある。このとき、メンバーに「少しはギタリストとしての自覚を持て!」と説教され、本気で凹んだ経験を持っている。ちなみに、これ以前にも一度同じバンドのライブでギターを間違えて持ってきた経験もあり。ひどいね。

ライブハウスに着いたのは予定よりも早い時間だったのだけど、ちょうど遅れてる出演者が居たので、代わりにリハをお願いされてやってしまう。いつもの感じで、いつもと同じセッティングなので、瞬く間に終了(笑)。なので、ちょっとばかし練習させてもらったり。ちょっと風邪気味なので、声ががらがらしてたけど、まあ、これが実力なのでよしとして、とりあえずビールをいただく。リハの直後に買ってきたビール(オーガニックビールらしい)が残念なくらいに美味しくなかった。しかも、プレミアムモルツを手に取っていたのに、わざわざそれを置いてこのビールを選んでしまった選球眼の鈍っている自分にちょっと笑けてしまった。だって、発泡酒と同じ味なんだもーん。それなら発泡酒を買った方がよいし、発泡酒の方が最近は美味しい。そんなわけで、オープン前からライブハウスのビールを呑み始める。あー、いつもの調子だ。

で、本番。これまたいつもの調子だったんだけど、今回は久しぶりに会うバンド仲間が居たので、ちょっとはしゃいでしまったかな、という感じ。あと、最近思うのは、こうやって音楽活動をしていることが嬉しくて、そういう環境に「ありがとう」という気持ちがすごく強くなったこと。それもあって、ちょっと気合いが入り気味だったので、もう少し力抜き加減でやってもよかったかな、と。最近お酒を飲んで演奏することが減ったので、そういう意味でも、飲まないでやった方が、この「ひとりぶらば旅」の場合はしっくりくるのかもしれない。なんで、次の春野 de Liveではゆるーーーーい感じでやりたいかな、と思う。

今回のセットリストは前の録音とあまり曲がかぶらないようにして、1枚にまとめて「ひとりぶらば旅」というライブアルバムにしようかな、とぼんやり考えたり。でも、スタジオ盤も作ってみたいし、ということで、もう少しいろいろ試してみようかな、という感じ。いずれにしても、今年の夏あたりにさくっと録音をしてしまおうかな、と考え中です。

というわけで、来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました! また近々東京でやりたいですね。



---セットリスト---
The Day Afternoon
ぐうたら
ボクの扉
台風
とぼけた顔
ドライブ



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