「ひとりぶらば旅」
2008年8月31日(日) 浜松 Jazz in B♭


ちょっと久しぶりの「ひとりぶらば旅」ということで、いつものB♭でやらせてもらった。先週村上ポンタさんとやったライブのときのこととか、その後いろいろ考えたこととかあって、そういうのがぐしゃっと混ぜこぜになった感じで何となく迎えたライブだったんだけど、いつもと違って、今回はお友達の前田孝綱くんをゲストに迎えるという、ちょっと新鮮なネタもあり、結構楽しみだった。

ちょっといつもよりも早めの時間に会場入りして、セッティングをして、声を出して音を出して、とやるけど、さすがに昨日の飲み会がちょっとディープだったのか(笑)、声が酒やけしてて暖まるのに時間がかかった。でも、暖まると、実は普段の歌声よりもハスキーで好きな感じになるので(編註: 自分大好きなんでね。)、それを上手く使えるセットリストを考えないと、という感じ。そうこうしているうちに前田くん登場。さくっとリハを終えて準備万端。

ところが、ここで、姉さん、事件です(編註: 懐かしい?)。壁に立てかけたギターのストラップに足を引っ掛けてギターを倒してしまう。あげく弦が切れてしまった。ありゃりゃ。やってしまったよ、という感じ。幸いギターの本体には影響がなかったので、ゆっくり食事をしようとしていたのを止めて、急遽楽器屋へ走ることに。あげく切れたのが3弦なのに、間違えて4弦を買ってしまうというアホなボケをかましてしまった。とほほ。まあ、でもなんとかなるもので、3弦も無事買って、いつもの麺屋海老蔵へ行き、塩つけ麺と味玉で腹ごしらえ。これで今日のライブも8割くらい終わったな。(編註: 早っ)

本番は、さっきのとおり、ちょっとハスキーな声になっているので、それを活かせる選曲、ということで、ブラバのレパートリーの中でも、特にゆるい曲を選んでみた。まあ、後は定番というか、いつもライブでやってる曲を中心に、いつものゆるーい雰囲気でお届け。2部では前田くんを迎えて、スキマスイッチの曲を2曲。どちらの曲も僕の好きな曲だったので思い入れを入れつつ演奏した。スキマスイッチのバンドに僕の仲良しな友達が参加していることもあって、すごく親近感があるんだよね。そういうのも含めて、気持ちを入れてやれた。それにしても、前田くんの声は透き通ってていいよね。もっといろいろ一緒にやれればよかったのだけど、それよりも、まずはこういう機会を持てたことにまずは感謝したいな。これからも機会あったら何か一緒にやれるといいんだけどね。

とはいえ、やっぱり倒したギターの影響はちょっとあったかな、という感じで、ギターの響きがちょっと変わってしまってたかな。なので、そこを調整しながら演奏したりして、いろいろ気を遣ったライブだった。それでも、結構気持ちよくやらせてもらったし、お客さんも新しい方が多くて、ゆるっとじんわり聴いてくれる雰囲気がとても心地よかった。「類は友を呼ぶ」というけど、自分も相当ゆるい人種だけど、今日のお客さんも、みんなゆるくて、アンコールをいただいたのだけど、その拍手の合わない具合と言ったら相当なレベルでゆるかった。(笑)でも、それがすごく大好きだし、素敵だな、と思った。そういう人が集まってくれるようなライブが、これから先もずっとやっていければいいな。

というわけで、皆さまありがとうございました。前田くん、ありがとうございました! 一緒にやれてよかったよ。

---セットリスト---
Brown Sugar (インスト)
ぐうたら
どうよ?
夏休み
雲がくれ
台風
There is nothing, but here is something
ドライブ

Feel Like Making Love (インスト)
情熱
藍 (with 前田孝綱)
奏(かなで)(with 前田孝綱)
花びら
あじさい
ないものねだり
Good Night

冬のぼくたちは



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