「ひとりぶらば旅」東京ツアー
2008年11月3日(月祝) 東京 江古田 RUIDO KEI-III
c/w たくさん


急遽決まった東京ツアー。今回はいつもの代々木ブーガルではなく、江古田にあるルイード系列の「KEI-III」というお店。ホームページを観て店長が誘ってくれた、ということで、今回はこのライブハウスに初めて出演する人だけのイベント「Welcome to KEI-3」に参加させてもらった。

このお店は確かに初めてだけど、原宿ルイードには昔大阪でやっていた「ぶらんこ」という大所帯のバンドで何度か出演したこともある。今はもう原宿のお店はなくなってしまったので、なんだか複雑な気持ち。まあでも、よく考えたら10年くらい前のことだし、今の時代だと10年以上続くお店の方が少ないのかもしれない。

いつもよりも早い時間に新幹線に乗って、ちょっと余裕を持って移動していたら、西武池袋線が突然ストップ。人身事故で復旧のメドは立たず、とのこと。おやおや、これは困ったなあ、と思いつつも、ようやく動いたら江古田のひとつ前の駅でまたストップしてしまった。ちょっとこれでは遅れるので、別ルートを探す。一応ライブハウスがある通りが判っていたので、最悪タクシーに乗ればすぐ行けるだろうと思い、コンビニで道を訊いて歩く。ところが、その通りに一向に出ない(笑)。参ったなあ、と思いつつタクシーを探していると、目の前に地下鉄が!!おお素晴らしい。地図を観たらどうも逆に歩いてたっぽい(笑)。ダメな方向感覚に万歳。というわけで無事に地下鉄経由で現地入り。ちょうどいい時間に到着して、何となく予定調和。いろいろあるねえ。

今回は9組が出演していて、あげく出演順がなんと大トリになってしまったので、13時過ぎに入って出演が19時っていう鬼のように厳しい状況(笑)。しかもほぼアウェーなので、お客さんが残ってないんじゃないか、あげく出演者もみんな残ってないのではないか、という心配をしつつリハを終える。

今回は弾き語り系の人が多くて、しかもみんな女の子ボーカル。その中で唯一の男ボーカルという、これもまたアウェー感バリバリの中、できるだけ出演者と仲良くなるきっかけを、と思い、各バンドをちゃんと観て過ごす。東京は、弾き語りをこうやって一生懸命やってる人が多いんだな、と思いつつ耳を傾ける。ちなみにビールはライブ前は350mlを1本だけ(笑)。今日も自分との約束は守られた。そんな中、最もぐぐっと心を奪われたのはPinacotecaという2人組のユニット。歌の空気感もよいし、曲もすごく好み。特にコードの選び方とかもセンスいい感じ。エスケリータとかでじっくり観たい感じだったなー。KENWOODのカーオーディオかなにかのプロモーション用の曲もやってたらしくて、これからすごく楽しみなユニット。まだできたばかりらしいので、どんどん表に出てほしいな、と思った。

さて本番は、まあ、いつものように。誘ってくれた店長からは、すごくさわやかだねー、なんて、今まで一度も言われたことのない感想をいただいて、次も是非やってもらえたら、ということだったので、また時間を作ってやりたいなあ、と思った。ハコの雰囲気とかサイズもちょうどいいので、なんかイベントとかもやれたらいいかな。STUFF TRIBUTEの東京版とかね。

忙しい中、ミュージシャンのお友達がわざわざ観に来てくれた。本当にありがとうございました。

---セットリスト---
情熱
サブリナ
冬のぼくたちは
There is nothing, but here is something
台風



戻る