鶏口牛後ツアーVol.2,3
(2001.5.27 / 2001.6.3)
ついにブラックバスもここまで来た!Band Nightに初登場である。ここ、浜松における本イベントの位置付けを考えると、これは大きな分岐点になる事間違いナシであろう。演奏チームの面々からもいつもと一味違う雰囲気が漂う。
出番は二番手。リーダー石川のペンによる名インストナンバー、”別府の女よ”でショーは幕を開ける。前回のブラックバス.comでの悪夢も何のその、次第にお客を引込んでいく・・・。もう、そこはブラックバスワールド。メンバー達も次第にいつもの調子を取り戻す。ぐうたら、人魚姫、とぼけた顔、Too Late Tonight。2nd Albumからの曲を中心にショーは進んでいく。2本のギターの奏でるエロ音が客をトリコに。名曲揃いだ。ラストの花びらでクライマックスへ。一時も気の抜けぬ、豪華セットリスト。メンバー達も楽しそうである。2001年5月27日。幅広い客層にアピールし、受け入れられた日。ブラックバスにとって忘れられない日になったことは間違いないであろう。
 
前回のBand Nightの興奮も冷めやらぬ、翌6月3日。この日はラジオ出演もあり、自然に気合も入る。(その模様はこちら)今回はキモト氏率いるなすあとの対バン。リーダー石川と同郷、アコースティックユニット等、共通点も多い2バンドの共演である。開演前から2バンドを今か、今かと待ち望む聴衆の熱気が会場を取り巻く。21時。なすあの2人の奏でる美しく、切ない演奏が終わり、いよいよ出番。一曲目は2nd 伊良湖一番収録の、軽快なナンバー”Day Afternoon”だ。自然を体も揺れる。パーカスソロもフューチャーし、ドライブ感たっぷりにアレンジしてあった。ぐうたら、Too late tonightと前回のBand Nightの流れを汲みつつ、ラストの”太陽と悪魔”へ。今回も捨て曲ナシの名曲揃い。途中、合唱も起こり、改めてブラックバスの成長が感じられた。そんな4人を観客達がすんなり帰す訳もない。お客の皆様、共演者の皆さんに感謝の意を表すべくリーダー石川が、名バラード”雲がくれ”を甘く、切なく歌い上げる。素晴らしい。
ブラックバスも結成からもうすぐ2年。今後の活動から目が離せない。

text by パン吉(2001.6.4)
photo by K.Kawa



SET LIST

別府の女よ
ぐうたら
人魚姫
とぼけた顔
too late tonight
花びら
(5/27 バンドナイト)


the day afternoon
ぐうたら
too late tonight
とぼけた顔
人魚姫
花びら
太陽と悪魔
-------アンコール
雲がくれ
(6/3 ポルカ)

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