クンチョー&忠治 オープニングアクト


今年最初のライブは、ソウルデュオ「クンチョー&忠治」のオープニングアクトを務めることとなった。クンチョーさんは伝説のバンド「上田正樹とSouth to South」のギタリスト・ボーカリストで、多くの海外ミュージシャンとの共演をしてきた方、忠治さんは山口百恵のラストライブで演奏をしていたりと、これまた多くのミュージシャンを支えてきた職人ギタリスト。今回は素晴らしいお二人の前座を務める、ということでメンバー一同緊張の面持ち、、、と思いきや、やはりブラバはいつものようにダラダラとリハ前からオリオンビールを飲んでいる(笑)。いいのか、それで。

 そんな中クンチョー&忠治のリハがスタート。一気にノリノリになるブラバ。ギタリストのいしかわと岡本は大喜び。すっかり自分たちがリハをすることを忘れてしまっていたくらい。いいのか、それで。(笑)

さて本番。今回からてっちゃんがブラバ専用のミニドラムになった。それにともなってブラバサウンドがどう変わっていくのか。。。1曲めはなんと「冬のぼくたちは」から。1曲めにバラードを持ってくるのは、ブギカメのようではないか!続いて「ぐうたら」。至極の名曲のオンパレードに会場は包み込まれていく。ちょっとしたMCの後、これまた名曲「台風」、そして「情熱」と続く。いつにも増してバンド感が強くなったサウンドで、ぐいぐいと進んで行く。ここでMC。「皆さん、元気ですか?僕らは元気です」と訳の判らないノリのMCは今年も健在である。一息ついた後、「日焼け跡」へ続く。ライブごとにアレンジが違うこの曲は今回、ドラムソロとベースソロが入ってさらに盛り上がる。楽しそうなメンバー一同。続いて隠れた名曲といわれる「夕ぐれ」へ。メンバーのアツい想いがリズムとメロディに乗って、聴衆の心をノックしていく。涙して鼻をすする人も多い。(花粉症の恐れあり。)そして、最後は新曲「どうよ?」。今までとはちょっと違った雰囲気ながら、覚えやすいメロディとちょっと意味深な歌詞はブラバサウンドならではであろう。

駆け足で終わった2003年最初のライブ。よりバンド感が強くなり、メンバー同士が笑顔で会話する一面も。今年もこの調子でゆるゆるにやっていくことをファンに約束して終了した。今年もブラバから眼が離せない。


セットリスト

冬のぼくたちは
ぐうたら
台風
情熱
日焼け跡
夕ぐれ
どうよ?



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